副作用を出さない上手な薬の使い方 | まつもとクリニック - 京都市左京区聖護院東町| 平安神宮北側

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副作用を出さない上手な薬の使い方

~薬の副作用を知っていれば、副作用を出さない使い方ができます

下記のA薬の副作用には、おどろおどろしい症状が並んでいますが、これはテレビCMでもおなじみの「某胃薬」の副作用です。

【A薬の副作用】

関係部位 症状
皮ふ 発疹・発赤、かゆみ、はれ
循環器 脈のみだれ
精神神経系 気がとおくなる感じ、ひきつけ(けいれん)
その他 気分が悪くなったり、だるくなったり、発熱してのどが痛いなど体調異常があらわれる。

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

症状の名称 症状
ショック
(アナフィラシキー)
服用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群
(スティーブンス・ジョンソン症候群)
中毒性表皮壊死症
(ライエル症候群)
高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水ぶくれ等の激しい症状が、全身の皮ふ、口や目の粘膜にあらわれる。
肝機能障害 全身のだるさ、黄痘(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。
腎機能障害 発熱、発疹、全身のむくみ、血尿、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる。
血液障害 のどの痛み、発熱、全身のだるさ、顔やまぶたのうらが白っぽくなる、出血しやすくなる(歯茎の出血、鼻血等)、青あざができる(押しても色が消えない)等があらわれる。

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薬の副作用については、今ではインターネットで簡単に検索できますし、「今日の治療薬」などの薬の本も、誰でも入手できるようになりました。
副作用について詳しく調べていると、とても恐ろしくて、薬を飲まないほうがましのような気分になってきます。ですが、極論を言えば、副作用のない薬は存在しません。
ただし、ウイルスの混入による「薬害エイズ」などは、また別の話で、あってはならないことだと思っています。
副作用を出さないように、それを熟知し、薬の量や組み合わせを考えたり、前もって予防薬を併せて出したりするのが、医師のワザといえるでしょう。
ちなみに、漢方は副作用がない、少ないと思われがちですが、下記のB薬は、「葛根湯」の副作用です。

【B薬の副作用】

関係部位 症状
皮ふ 発疹・発赤、かゆみ
消化器 悪心、食欲不振、胃部不快感

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

症状の名称 症状
肝機能障害 全身のだるさ、黄痘(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。
偽アルドステロン症 尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等があらわれる。

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アトピー性皮膚炎でステロイド外用剤を使用する時、
何となく「体に悪い」ということはありません

アトピー性皮膚炎でステロイド外用剤を使用する時、何となく「体に悪い」ということはありません。
「してはいけないこと」は、わかっているのです。

  • 長期連用による皮膚への悪影響
  • 最強ランク(1群)の連用による副腎抑制(自分の体の副腎皮質ホルモンを分泌する力が弱ってしまうこと)
  • 突然治療を中断する「脱ステ」による「リバウンド」など

車の運転にたとえると、「赤信号は止まる」、「カーブでは減速する」、ルールを守って、安全運転するということですね。詳しくは【アトピー免許皆伝】をご覧下さい>>

飲み薬と違う点は、外用剤を使う患者さん、家族の方自身が、副作用を知り、副作用を出さない塗り方を実行する必要があることです。

というと、大げさに思われるかもしれませんが、
実際は、アトピーの軟膏治療はステロイドでも、プロトピックでも、
よくなる塗り方 = 副作用のでない塗り方
ですから、心配しないでください。
副作用を出さない注意すべきポイントも、すぐに覚えられます。

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副作用について十分な説明を行います

まつもとクリニックでは、ステロイド、プロトピックなどの薬剤の効果、副作用について十分な説明を行い、また、患者さんの疑問にお答えし、不安無く、確実な治療効果が得られるように心がけています。

平日午後診には、「アレルギー科新患外来」予約枠をお一人あたり30分設けていますので、
「3分診療ではなくしっかり診てもらいたい」、
「薬について詳しく説明が聞きたい」、
「アトピー、アレルギーに関する質問をしたい」等、
ご希望の患者さんは、ぜひご利用下さい。

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