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はじめにお読みください

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ここでは、当院の治療方針(治療のすすめ方)を説明しています。
当院のアレルギー科でアトピー性皮膚炎、乳児湿疹の治療をご希望の患者さんは、ぜひお読みになってください。

まつもとクリニックのアトピー治療

当院では、アトピー性皮膚炎診療ガイドラインに基づいた標準治療を行い、患者さん一人ひとりに最適な治療を提供しています。

1)寛解導入療法

  • 最初の1週間で、アトピーのかゆみや炎症をしっかり改善します。
  • 必要十分な量のステロイド軟こうを使って、効果的にかゆみをおさめます。
  • ステロイド軟こうの副作用について、正しい情報をお伝えし、安心して治療を受けられるようにサポートします。

2)維持療法

  • ステロイド軟こうで改善した後は、非ステロイド外用薬に切り替えて治療を続けます。
  • 使用するお薬は、プロトピック(タクロリムス)、コレクチム、モイゼルト、ブイタマーのいずれかです。
  • これらの薬には、かゆみ止め効果や炎症再発防止効果に加えて、最近の研究では皮膚バリア機能の改善、乾燥改善にも効果が期待されています。

3)リアクティブ療法

  • 維持療法中にかゆみが再発した場合に行う治療法です。
  • ステロイド軟こうを5~7日間使用し、かゆみをしっかりとおさえます。

4)プロアクティブ療法

  • 非ステロイド外用薬で維持療法を十分に行った後、保湿剤に徐々に切り替えていく治療法です。
  • 皮膚をしっかりと保湿し、引き続き再発を予防します。

詳しい説明は、こちらへ

これまで皮膚科、小児科でアトピー性皮膚炎・乳児湿疹が良くならなかった方へ

治療を受けているのにアトピー性皮膚炎・乳児湿疹が良くならないのには理由があります。
当院には「皮膚科や小児科に通院しているのに、アトピー性皮膚炎や乳児湿疹がなかなか良くならない」とお悩みの患者さんが多く来院されます。

では、なぜアトピー性皮膚炎や乳児湿疹は良くならないのでしょうか?
インターネットなどでは「アトピーや乳児湿疹は治りにくい病気だから」といった説明がなされることもありますが、それがすべての原因ではありません。
多くの場合「適切な治療」が実践されていないことが、改善しない主な理由と考えられます。
ここで言う「適切な治療」とは、このページのはじめにご紹介した「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」に基づく標準的な治療法を指します。
とはいえ「標準治療」を今まで受けたことがなかったら、それがどのような治療法なのか、「標準治療」でない治療とは何なのか、なかなかイメージがわかないと思います。
そこで「良くならない治療」のよくあるパターンをリストにまとめました。
一度これまでのご自身の治療と照らし合わせて、チェックしてみてください。

アトピーが良くならない理由はこんなところに

最後の「診察してもらってない」はありえない気がしますが、、、
当院を初めて受診されたときに「皮膚をこんなふうに診てもらったのは初めてです」とおっしゃる方が、少なくありません。
診察の現場で、患者さんがこれまでに受けてきた治療内容を、問診やお薬手帳で確認すると「ここをこう変えればもっと良くなるのに」と感じることが多々あります。

通院を続けているのに症状が良くならない場合は、治療のやり方に見直しが必要かもしれません。
チェックリストに思い当たる項目がある方は、ぜひ一度、当院のアトピー性皮膚炎診療ガイドラインに基づいた標準治療を体験してみてください。

きっと、治療の違いと効果を実感していただけるはずです。
まつもとクリニックでの治療をご希望の方は、お気軽にご予約ください。

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